紅葉や花を見に行く、映画やテレビを見る、美術館に行って作品を鑑賞する等、仕事に関係しない場合は普通のメガネと同じように使用します。
色覚異常の人には一般色覚者が識別しにくい色を識別することができます。例えば、色覚異常検査表の中には色覚異常の人だけが読めて一般の方には読めない表があります。
一般の方には持ち得ない独特の色感覚で、現在まで色の名前を覚えたり色を識別してきたわけです。
ところが機能性色覚レンズを使用すると今までの経験で得た色の識別能力が変化することになります。
つまり識別できる色の数は多くなったのに今まで識別できていた色が識別しにくくなることがあるのです。
ですから機能性色覚レンズを使用する場合は、識別が困難なときだけ使用し、それ以外は外すようにします。
そうすれば自分自身が持っている識別能力に機能性色覚レンズでの識別能力がプラスされて、識別可能な範囲が拡大されるのです。